どさんこワイド朝&179
STV

アナウンサー日誌 2010年6月7日(月)
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谷口 祐子
谷口 祐子
癒しの音色

それは、初めて耳にする音でした。透明で、繊細で、ロマンティックで、まるで夢を見ているような。先日足を運んだ演奏会で出逢った『カンテレ』の音色です。カンテレは北欧フィンランドに伝わる弦楽器で、歴史は数千年にもおよびます。形はグランドピアノのふたをパカッ!と開けた、その中のよう。弦にはかつて、馬の尻尾が使われていましたが、今は金属の弦で、爪弾けばその指先からこぼれるように美しい音が溢れ出します。その夜、ステージに立ったのはノルウェー在住のシンガーでカンテレ奏者、シニッカ・ランゲランさん・・・カンテレが生まれたフィンランドの血を引く女性です。彼女の演奏はさらに独特!カンテレならではの透明感あふれる音はもちろん、ある時はギターのように激しくかき鳴らし、ある時はベースのような重低音でリズムを刻み、ある時はパーカッションのように木の胴をたたいてしまう・・・さながら「ひとりフルバンド状態」!その迫力の演奏に合わせて、豊かな声で「人間と自然との関わり」「森の命の営み」を歌うのです。その姿は神々しささえ感じるような、大切なメッセージを伝えにきてくれた使者のように思えました。
森と湖、豊かな自然に恵まれた北欧は、北海道に似ているとも言われます。家具やインテリア、雑貨などの「北欧スタイル」は最近大人気ですが、これからは北欧の音楽にも注目!かもしれません。
黒板消し

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