今年の24時間テレビのテーマは「スタート〜一歩を踏み出そう」です。
今、混迷を続けるニッポン。しかし、時代が変わるのをじっと待つだけではなく、自分の足で歩きだし行動を起すことで、現状を打ち破ろうというメッセージを届けます。
◆STVローカル放送時間
8月29日(土)午後6時40分すぎ オープニング北海道
8月30日(日)午前8時24分ころ ぞっこん!ほっかいどうパート1
午前11時27分ころ ぞっこん!ほっかいどうパート2
午後4時58分ころ 北海道フィナーレ
◆車椅子のピアニスト
8月30日(日)午前11時27分ころ、4時58分ころ放送
旭川出身の山崎理恵さん33歳。地元の高校を卒業後、上京。
名門、桐朋学園大学でピアノ専攻をします。しかし、在学中、20歳で難病の「膠原病」を発症します。それでも、病気を克服しつつ音楽に専心、厳しい音楽大学生活を経て、無事卒業します。
毎日学生ピアノコンクール1位など、数々のコンクールで入賞し、東京でソロリサイタルを開催。豪華クルーズ船「飛鳥」で演奏するなど順風満帆に音楽活動を続けていました。
ところが、2002年ごろから「膠原病」の合併症を患い、足が不自由になり車椅子生活へ。幼いころから音楽に全てを賭けて生きてきた山崎さんは絶望の淵に追い込まれます。
しかしそんな彼女を救ったもの・・・やはりピアノでした。
自分には「手がある、耳がある」。足を使うペダルの操作さえ出来れば、もう一度、満足にピアノを弾くことができる。この彼女の思いに、地元、旭川の鉄工所の社長が応えます。試行錯誤の中、3年の歳月をかけ、山崎さんが吹く息の強弱でペダル操作を可能にする装置が完成。2008年から「車椅子のプロピアニスト」として、主に旭川市内で活動を始め、今年から、海外での公演もスタートさせました。
番組では、演奏家として新たな一歩を踏み出す山崎さんの姿を追いました。
◆ハンデに負けない!難病児たちのスタートの夏
8月30日(日)午前8時24分ころ
「いけまぜ・夏フェス」は8月8日・9日に開催。開催地は場産地・浦河町です。地元に住む中学1年・永原亮くんは、生まれた直後に脳の腫瘍を切除する大手術を経験。その後遺症で、下半身が麻痺し、現在は車椅子の生活です。中学に入って普通学級に通い、他の生徒と同じ環境で学ぶ亮くん。去年までキャンプでは参加者の一人でしたが、地元開催の今年、初めて運営スタッフとして関わります。
このキャンプを呼びかけたのは、苫小牧の病院で脳神経外科をつとめる高橋義男さん。30年前から小児脳神経外科の専門医として、子供たちの難病を治療し続けてきた医師です。子供の自立、社会参加の意識を芽生えさせたいと、医師の役目を超えてこれまで様々なイベントの世話役として活動してきた高橋さん。「いけまぜ夏フェス」もそうした中で生まれたイベントです。「手術をして治療すれば、幸せが訪れる…そんな甘いものではありません。術後の経過、ハンデとの闘い、機能回復への努力。子供とその家族は、様々な困難を乗り越えていかなければならない。子供とその親が医師の元を離れた後も現実と向き合いながら力強く生きていくことが大切です」と話す高橋さん。だからこのキャンプの合言葉は「やれば出来る」です。初ホストとして「START」を切った亮くんが、どのような活躍をみせ何を感じ取ったのか?その姿を描いていきます。