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3月31日
これからもアザラシとともに 〜オホーツクとっかりセンター〜
紋別市にある「オーツクとっかりセンター」は、 傷ついたり衰弱して保護された野生のアザラシを受け入れて、飼育している、 全国で唯一の“アザラシ専門水族館”です。 いまは3種・21頭のアザラシが飼育されていますが、 その世話や管理、その他、センターの運営まで全ては、 たった4人の女性スタッフが行っています。 しかも全員、本州の出身です。
スタッフのリーダー・宮澤奈月さん。 とっかりセンターにきて、まもなく丸7年。 アザラシの健康管理から、お客さんへの対応、 センターの管理運営などの責任者でもあります。 この冬は、紋別沖の流氷も勢力が強く、 名物「ガリンコ号」は連日、流氷見物のお客さんで賑わいました。 乗船場のすぐ近くにある「とっかりセンター」も、 流氷見物のお客さんが多く立ち寄り、賑わいました。
とっかりセンターは、野生のアザラシを保護しながら、 その生態や行動の調査も行っています。 北海道大学と協力して、去年の夏には、保護した野生のアザラシに小型発信器をつけて、オホーツク海に放流しました。 発信器からの電波は1か月半後に途絶えてしまいましたが、 スタッフは放流したアザラシは、どこかの海できっと元気にしていると信じています。
去年の晩秋、オホーツク海でまた2頭のワモンアザラシが保護されました。 野生のアザラシは野生に戻すのが筋ですが、 ワモンアザラシはとっかりセンターでの飼育経験が少ないため、 この2頭についてはそのまま飼育することになりました。 今後のワモンアザラシの生態を研究するためにも役立つかも知れません。
こんなとっかりセンターも、春は別れと出会いの季節。 6年間、宮澤さんと共にアザラシと向き合ってきた冨沢奈美さんが卒業することになりました。 そして新人がやってきました。やはり本州出身の女性。 遠く故郷を離れて、オホーツクの紋別で野生のアザラシたちと向き合う生活が始まります。 「オホーツクとっかりセンター」はこれからも野生のアザラシの命を守るため、 若い女性たちが日夜、アザラシたちと向き合い続けます。 バックナンバー
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